子育て PR

2人目の壁|きょうだいは何歳差がベスト?

子供が1人いる方は2人目どうしようかな、って悩みますよね。

1人で十分!という人もいると思いますし、兄弟いた方が楽しいかな、子供大好きだから沢山ほしい!という人もいるかと思います。

子供2人目を考えている方が悩むのが、2人目を産むタイミング。

ここでは歳が離れたきょうだいを産んだ実体験からメリット・デメリットをお伝えしたいと思います!

よく見かけるのは2~3歳差のきょうだいかと思いますが、歳が離れていると実際のところどうなのか気になる方もいるのでは?

仕事との兼ね合いや、産む年齢についてはそれぞれ事情が異なると思いますので、それ以外の点から歳の差に迷っている方は是非参考にしてくださいね。

我が子のプロフィール

  • 長女7歳(小学校2年生)、次女0歳 ※2023年現在
  • 7学年差
  • たまたま誕生日が2日違い

なぜ、歳が離れているの?

保育園のお友達を見ても、2~3歳差できょうだいがいる子が圧倒的に多いです。

そんな中我が家は7歳差。学年で言えば0歳児と小学校2年生。かなりの差ですよね。

理由としては・・・以下で書いていきます。

長女の育児が大変だった

これがまず大きいです。

身体的に不自由があるとか病気がちで、というわけではなく、一言で言えば『育てにくい子』でした。

今振り返っても、本当に大変でした・・・

理由が分からずよく泣いていましたし、イヤイヤ期もすごかったです。スーパーに寝転がって駄々をこねる、親がいなくても平気で勝手にどこか行ってしまう・・私って母親向いてないんだなぁと本気で思いました。

(教員志望だったので子供は好きなはずだったんだけどなぁ・・)

保育園の先生に相談したとき、

自我が強いから育てるの大変なタイプだよ、仕事休みの時も預けていいからお母さんもリフレッシュして。

と言ってもらえて救われたのを今でも覚えています。

1人目だし、初めてのことばかり、実家も遠いから簡単には預けられない、パパも忙しくてワンオペ。1人目だからこの子が大変なのか、育児が大変なのかよくわからないし、こんな感じなら、ぜっったい1人でいいと思ってたんですよね。

自分の予定(家事でもお出かけでも)が思い通りにならないことが、こんなにもストレスになるとも思っていませんでした。ついつい子供やパパにイライラ。今思えば本当に心が病んでいました。

仕事復帰したかった

長女を産んだ時、たまたま専業主婦だったのですが、すごく幸運なことに保育園に入れました。(このあたりのことはまた別の記事で詳しく書きますね)

それと同時に仕事も始めました。専業主婦に憧れていたはずが、仕事をまた始めてみると意外にも楽しくて、このままキャリアを積みたいと思うようになりました。なのでしばらくは2人目のことよりも、仕事優先!といった生活でした。

2人目のきっかけ

仕事に慣れて落ち着いてきた

仕事もいろいろ転機があり、フルタイムの勤務にも慣れた頃、私の年齢的にも産むならそろそろかな、と思い始めました。

大人の事情で言えば、転職してすぐ産休は気まずいし・・とか様子見ていたのもあり(笑)

仕事もかなり忙しく、保育園に夜8時半まで預ける生活をしていました。長女が年長の時、それこそ小1の壁で悩んでいました。学童は延長しても19時まで。小学校1年生に夜のお留守番をさせることもできないし、残業どうしようと思っていたとき、下の子がいたら産休・育休で家にいられるのもいいなと思いました。実際にはそんなタイミングよく妊娠せず、小1の壁は幸か不幸かコロナ禍によって始まったテレワークによって解決されました。

長女がいもうとが欲しいと神頼みし始めた

長女がとにかく小さい子のお世話が大好きで、よくクラスのお友達のきょうだいを可愛がっているのを目にしていました。また本人から「いもうとがほしい」と言われるように。なんでうちには赤ちゃんがいないの、と怒られることもしばしば。

保育園のお散歩で神社に行った時には神頼みまでしてくれたそうです笑

本人からその報告を受けたときはさすがに笑いました(笑)

でも子供の純粋なお願いって神様が聞いてくれそうな気もしますね♩

そんなに可愛がってくれるなら2人目もありだなと思い始めました。また、いもうとができたことによって長女が成長してくれたらいいなという願望もありました。私自身3姉妹で育ち、きょうだいがいることの良さも知っていたのもあります。

上記の理由により、2人目の妊活をし、結果7歳差姉妹になりました。

実際、歳が離れていてどうだった?

まず私が一番に言いたいのは・・・・

2人目の子は天使に見えます笑笑 あ、天使かも笑

もはや天使ちゃんって呼んでる笑

親バカですが・・・可愛くて仕方ないのです。大変なことももちろんあるのですが、それ以上に可愛さが上回っています。

その理由を以下でお伝えしていきますね。

歳が離れていてよかったこと

上の子が大きい分、何もできない赤ちゃんがとにかく可愛く思える

もちろん夜泣き、授乳、おむつ替え、お風呂などなど日々のお世話は大変です。お出かけも一苦労。だけど、私がいないと生きていけない感じが逆にたまらないのです。

長女がこんな時もあったんだなぁと懐かしく思います。

大変だったけれど、あっという間に過ぎてしまったことを思うと今の一瞬一瞬を大切にしないとと思います。

口答えしないのもいい笑笑(これは期間限定ですが)

上の子ももちろん可愛いのですが、自我がある分喧嘩になります。小学生は手足も長いし、自分でほとんどのことができる。それに比べて小さくてか弱い存在の赤ちゃんがとても可愛く思えます。よく2人目は可愛いという話は耳にしていましたが、歳が離れると尚更かもしれません。

ママ友で私より一足先に8歳差の子を産んだ方がいるのですが、『もう2人目は孫の感覚だよ(笑)』と言っていた意味が今になってよく分かります。

実は1人目が赤ちゃんのとき、自分の子が可愛いという感覚があまりわかりませんでした。なので、2人目はこんなにも感情が違うのか、と自分でびっくりしています。

上の子のサポートが心強い

5歳くらい離れていれば立派な即戦力。

慣れればおむつも替えられるし、お着換えだってできちゃいます。泣いたら抱っこもしてくれる。絵本の読み聞かせも上手です。

育児で辛いのってやっぱり赤ちゃんと一人で向き合うってことだと思います。なので例え5歳の子供であってもママと会話ができて、ちょっとしたお手伝いができるだけでママの心の余裕が生まれます。

上の子が下の子を可愛がっている姿を見ると、と~っても幸せな気持ちになります。

これは何歳差でも感じるかもしれませんね♡

上の子の赤ちゃん返りがない

7歳ともなると赤ちゃん返りというほどの大変さはありません。多少甘えん坊になったり、私もおっぱい吸ってみたい~というくらいでしょうか。

どちらかというと、小さいママという存在です。

もちろん長女が甘えたいときはハグしてあげます。抱っこはちょっと・・いやかなり重たいですが笑

教育資金を貯められる

歳が近いと、高校、大学になったときに受験費用や授業料が重なって、たくさんのまとまったお金が必要になることがあります。それに比べて歳が離れると、1人目が終わったあとにまた貯める時間があるので、少しは余裕を持てるのではないでしょうか。

とはいえ、2人目を産んだ年齢が高いと、子供が大学生のときに親は定年退職後・・・なんてこともあるので教育資金の計画性は必要ですね。

歳が離れていて困ったこと

赤ちゃんのお世話の仕方を忘れる

7年も経つと、妊娠・出産期のことや、赤ちゃん期のことをすーーーーっかり忘れているので、一からになります。とはいっても体が覚えてることもあるんですが(陣痛とか陣痛とか陣痛とか。)

すっかり忘れていたのは授乳の仕方。産院では2人目だしね~とベテラン扱いされるんですが、全然覚えてないので助産師さんにお世話になりまくりました。

吸わせ方とか抱き方とか難しかったです・・・汗

7年経つと沐浴の仕方一つとっても変わっていることがありました。ですが今はネットですぐに調べられるし、地域の子育て支援で助産師さんに相談もできるので、全然なんとかなります。忘れているくせに、一度経験したという謎の自信から余裕もあったりします(笑)

小学生と赤ちゃんで一緒に楽しめるお出かけ先に制限がある

アクティブに過ごしたい!という方は、赤ちゃんがいると行先に制限が出てしまうのでストレスになるかもしれません。

制限がでるお出かけ先一覧
未就学児不可
  • 高級レストラン
  • コンサート
  • プラネタリウム(作品による)
行けるけど、ちょっと大変だったり制限があるかも
  • 映画
  • プール
  • 観劇
  • 温浴施設(おむつが取れるまで大浴場はNGが多い)
  • 遊園地
  • 潮干狩り(歩けるようになるまでは)

など

完全に未就学児不可という場所と、一緒に行くには制限があるという2パターンあります。

未就学児不可のときの具体例

夫婦ともに好きなアーティストがいて、毎年ライブに行っている!!という人にとっては赤ちゃんがいると、気軽に行けなくなります。ライブによっては赤ちゃんを連れていける場合もありますが、残念ながら多くは未就学児不可ですね。そうすると、上の子がせっかくライブに行けるようになっても、今度は下の子がいて行けないという繰り返しに・・・。コンサートって夕方~夜が多いので、一時的な預かり先を見つけるのって結構難しいんです。近くに頼れる人がいて預ける先がある人は問題ないかもです。

一緒に行けるけど制限があるときの具体例

例えば遊園地に行ったときに、上の子はジェットコースターに乗りたいとなるのですが、赤ちゃんが乗れるアトラクションはごくわずかです。歳が近ければ乗れるものも同じになって家族みんなで楽しめるのですが。

上の子がジェットコースターに乗るためには、ジェットコースターに乗るパパチームと赤ちゃんと待つママチームで別行動が必要になります。もし、パパもママもジェットコースターに乗りたいとなると交代で乗るので単純に通常の2倍の時間が必要になります。それでも楽しいと思えるかは人それぞれですかね。

1人目の赤ちゃん期が終わって、特に小学生になって行動範囲が広がる!と思っている人は、赤ちゃん期が一度に終わるようにきょうだいは歳が近い方がいいかもしれないですね。

2人目の優遇措置の効果が薄い

子育て支援として、最近は2人目保育料・給食費無料や、児童手当も3人目から増額されるという施策もできましたね。新宿区においても2023年度より2人目以降の給食費が無償化される、と発表がありました。ただこれ、 「同一世帯内で新宿区立学校にお子さまが2人以上在籍していること」が条件になるんです。

こういった場合、歳が離れているほど不利ですよね。我が家の場合、下の子が小学校1年生になったとき、上の子が中学校2年生。無償化は中学生までが対象なので優遇されるのはたったの2年間!これが年子なら8年間もの間対象になります。計算してみたらその差はかなりの金額になりました。

一食:約250円(※小学校低学年の場合)

一か月:250円×20食=5,000円

年間:5,000円×12か月=60,000円

年子

60,000×8年間=480,000円の優遇

7歳差

60,000×2年間=120,000円の優遇

その差はなんと36万円!!!

※給食の単価は学年が上になるほどあがっていきます。これは低学年の費用でざっくり計算しているので、実際はもっと差が開くでしょうね・・・

同じ子育てをしているのに損した気分になりますね・・・。

これは児童手当に関しても同じような考え方で、子供が3人いても、上の子が18歳になってしまうと、2人目が1番目、3人目が2番目という認識になり、児童手当が減額されます。このよくわからない子供の数え方がある限り、歳の差は不利になってきます。

歳の差があっても子供が複数人いることは変わらないわけですし、この数え方がこれから変わることを切に願います。

おもちゃがたくさん必要=収納スペースが必要、誤飲にも注意

赤ちゃんと小学生では興味のあるおもちゃが大きく変わります。

小学生
  • お絵かき
  • ビーズ
  • 工作(ハサミやノリ、テープを使って)
  • パズル など
赤ちゃん
  • 歯固め
  • アンパンマンのおままごとセット(結構かさばるやつ)
  • 積み木 など

おもちゃの多くは長女のおさがりになりますが、長女がアンパンマンを卒業した今、一度実家に置かせてもらっています。次女はまだおままごとはできる年齢にはなっていないですが、いずれこれがまた我が家に来ると思うと・・・・置き場考えないとですね。

おもちゃの収納スペースが2倍必要になるのが悩みの種・・・

歳が近ければ、いらなくなったおもちゃをどんどん片付けていけばいいので、家がスッキリするはずです。あるいは家がもっと広ければ、問題なしですが・・・。

もう一つ私が心配しているのは誤飲の危険です。

長女のおもちゃの細かい部品を、次女が口に入れてしまわないか心配なんです

対象年齢6歳以上というようなおもちゃが家にはたくさんあり、それゆえ小さいパーツも多いです。これからハイハイ、つかまり立ちが始まると、行動範囲が増えて知らないうちに口に入れてしまった、ということが起こりえます。1人目の時はそもそもそういったおもちゃはなかったのでリスクは低めでした。

使ったらきちんと片付けて、赤ちゃんが手の届くところに置かないよう常に気を張らなければいけません。(片付けが苦手な長女なのでどうしたものか・・)この点は歳が離れているデメリットになりますね。

誤飲の可能性がある、対象年齢が高い小さなおもちゃの取り扱い注意!

お揃いコーデが少ない

きょうだいでお揃いコーデ可愛いですよね♡

きょうだいができたらやってみたいことの1つではないでしょうか。

歳が近いとたくさんお揃いの服があります。一方、乳児と小学生ともなると70㎝と130㎝の服を探すことになるのですが、これが本当に少ないんです。同性なのでまだいいですが、これが異性のきょうだいだったらもっと探すのに苦労すると思います。でもせっかくなら着せたいですよね。私はめちゃくちゃ探していつもネットで買っています。

まとめ

歳が近いきょうだいが向いている方
  • 一気に子育ての忙しい時期を終わらせてしまいたいと思っている方
  • おもちゃや服などの収納スペースが限られていて、使う時期が終わったらさっさと片付けたい方
  • 1人目が育てやすく、2人目が早くほしいと思っている方
  • 児童手当等の支援をできるだけ活用したい方
歳が離れたきょうだいが向いている方
  • 1人目の育児に余裕がなかったけれど、赤ちゃんをもう一度お世話したいと思っている方
  • 上の子に育児をサポートしてもらいたいと思っている方
  • とくかく赤ちゃんを愛でたい方(個人差あります)

以上が歳の差きょうだいでよかったこと困ったことでした。

歳が離れていると喧嘩も少ないとよく言いますよね。我が子はまだ0歳で、まだ兄弟喧嘩という段階にはなっていないので、上には書きませんでしたが、おそらく喧嘩はせずに育っていきそうな気がします。また7年開くと親の年齢もあがってきて、今後体力的な面でも影響がでるかもしれません。もう少し下の子が大きくなったときに、また記事を書きたいと思います!

皆さんの参考になりましたでしょうか。

歳の差に関係なく、2人目は可愛いという声もよく聞きます。親としても育児に慣れ、余裕が出てくるので、育児を楽しめるようになるのかもしれないですね。

いろいろな考え方、ご事情があると思うので、皆さんのご家庭に合った幸せな育児ができることが一番です。幸せな育児ライフを♡